« JAMA Vol. 295 No. 7, pp. 723-850, February 15, 2006 | メイン | Synta社の上級副社長・古屋圭三様からのメッセージ »

JAMA Vol. 295 No. 7, pp. 723-850, February 15, 2006

2006年2月15日のJAMA誌です。

Effect of Rimonabant, a Cannabinoid-1 Receptor Blocker, on Weight and Cardiometabolic Risk Factors in Overweight or Obese Patients: RIO-North America: A Randomized Controlled Trial
JAMA 2006;295 761-775

太り過ぎまたは肥満患者を対象にして、体重と心血管代謝リスクファクターに対するカンナビノイド-1受容体ブロッカー・Rimonabantの効果を調べた報告

結果:2年間、Rimonabantの体重抑制作用は持続し、ウェストが縮んだ。また心血管代謝リスクファクターも改善した。

Body Weight and Mortality Among Men and Women in China
JAMA 2006;295 776-783

中国の弾性と女性の体重と死亡率

結果:太り過ぎも低体重も死亡の上昇と関連した。

Association of Socioeconomic Status With Functional Capacity, Heart Rate Recovery, and All-Cause Mortality
JAMA 2006;295 784-792

社会・経済的地位(SES)と機能的能力、心拍回復、死亡の関係

結果:低SESと機能的能力障害、心拍回復障害が強く相関した。またSESが低下するにつれて死亡リスクが上昇した。

Intravenous Morphine and Topical Tetracaine for Treatment of Pain in Preterm Neonates Undergoing Central Line Placement
JAMA 2006;295 793-800

Central Line Placementを受ける早産児を対象にして静注モルヒネと局部テトラカインの鎮痛作用を検討

結果:モルヒネまたはモルヒネとテトラカイン併用の方がテトラカイン単独よりも鎮痛効果が優れている。ただしモルヒネは呼吸抑制、テトラカインは紅斑を引き起こす。

Development and Validation of a Prognostic Index for 4-Year Mortality in Older Adults
JAMA 2006;295 801-808

高齢者における4年間死亡率を評価する予後インデックスの開発と妥当性検証

結果:年齢、性別、自己評価した合併症、機能評価を組み込んだ予後インデックスは、死亡リスク別に高齢者を明確に区別することができる。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://biotodayblog.jcity.com/mt-tb.cgi/163

コメントを投稿