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企業間提携でのロイヤリティーの設定

JAIC Asia Bio Network (JABN)さんと相互リンクをしました。

http://www.apbiotech-japan.com/j_default.asp

JABNは、アジアと日本企業に、バイオ・医療関連のビジネスパートナーをオンラインで紹介しています。アジアでの共同研究開発、マーケティング、契約パートナー等を探している方にはとても有用なサイトです。

また、会社間の交流だけでなく、アジア・日本間の人材交流の窓口として積極的に活動しています。

ところで、バイオベンチャーが成熟製薬企業とパートナー関係を構築するにあたっては、通常、アップフロント、達成報奨金、ロイヤリティーという形で金銭を得ることが多くなっています。

市場規模や新規性を初めとして様々な経済・環境要因を総動員して取引を進めていくのだと思いますが、すごいかけひきをしているんでしょうね。

実際に駆け引きをしたことがある方の話を聞いてみたいです。

さて、今回の注目ニュースでは、Ligand社の血小板減少症治療薬を取り上げています。

Ligand社はSB-497115の開発・販売でGlaxoSmithKline社と提携しており、ロイヤリティーの割合を以下のように設定しています。

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1億ドルまで 5%
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1億ドルから2億ドルまで 7%
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2億ドルから4億ドルまで 8%
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4億ドルを超える場合 10%
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税金の累進課税みたいです。

「最初から10%を要請したら提携してもらえないかもしれない」といった場合の代替案として使えそうです。

だれでも思いつくかもしれませんが「まず、与えよ」という経済原理はロイヤリティー設定の場面でもしっかり機能しているようです。





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