体重低下後にレプチンを投与するとリバウンドを防げるかもしれない
この実験結果には目からウロコがおちました。誰かがとっくの昔にやっていてもおかしくなかった実験のように思います。
Amgen(アムジェン)は、ヒト組み換えレプチンを肥満薬として開発することに失敗しましたが、痩せるための薬ではなくて、体重低下を維持するための薬として今後復活するかもしれないと思いました。
Sanofi-Aventis社のAcomplia(rimonanamt)でまず体重を減らして、体重が減ったらレプチンを投与する。またはAcompliaとレプチンを併用していくという方法が近未来の肥満治療として有望かなあと思いました。
Amgen社のレプチンの開発、Acompliaの開発状況は神経工学投資ニュースレターの肥満特集でも紹介しています。
とにかく、一見異なるように見える2つの現象になんらかのつながりがあると思ったら、そのつながりを注意深く探ってみると新しい発見があるかもしれません。